2017年05月15日 08:39

辻調理師専門学校は、日本の食文化産業の発展、およびその担い手育成に尽力すべく、鳥取県・鶴岡市(山形県)・志摩市(三重県)と協定書を交わし、「食の教育研究プロジェクト」を始動する。

現在、日本は様々な食に関連する課題に直面し、その解決に向けて叡智の集約が求められている状況だ。また、東京オリンピック・パラリンピック開催や観光立国に向けて、日本の食文化産業の国際競争力獲得やそれを支える人材の供給について活動が活発化している。しかし先進的な取り組みはあるものの、全国へ広がる汎用性を担保した取り組みは必ずしも多くない。

辻調理師専門学校では、「消費地」と「生産地」、「食」と「観光」と「農」と協働して教育研究活動を行うことで、地域の食文化を支える人材育成を実施。各地域における持続可能な食文化産業の推進に寄与したいと考えている。各地域との主な連携内容は、鳥取県の場合、豊かな自然に恵まれた鳥取県産食材による持続可能な食産業の推進など。