2017年05月11日 10:50

朝日新聞社は、「月刊Journalism」5月号を5月11日に発売する。

特集は「メディアはフェイクニュースに立ち向かえるか……ポスト・トゥルースの深層」。オックスフォード英語辞典が2016年の言葉として選んだポスト・トゥルースが世界を覆い尽くす勢いだ。心地いい言葉なら真実でなくても構わないという風潮がフェイクニュースの広まりを許し、ポピュリズムがはびこっている。

巻頭では、宇野重規・東京大学社会科学研究所教授がポスト・トゥルースとポピュリズムをキーワードに時代を読み解く。ポピュリズムの第一人者、水島治郎・千葉大学法政経学部教授は「大衆迎合主義」という訳語に対する違和感からポピュリズムを解説。渡部恒雄・笹川平和財団特任研究員は裏付けのない言葉を連発するトランプ大統領との対峙の方法を考察している。第2特集は「憲法施行70年」。

定価は、800円(税込)。

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