2017年05月09日 15:44

若年層向け正社員就職支援サービス「ハタラクティブ」は、企業、求職者双方にミスマッチにつながる意識の差を調査する目的で求人票に関するアンケートを実施した。これは、大学卒業3年後の離職率が3年連続で伸びているという厚生労働省の「新規学卒者の離職状況」を受けて行われたもの。
その結果、19.1%の求職者が求人票の「休日休暇」の項目を重視しているのに対し、企業は4.5%と、企業の4倍の求職者が求人票の「休日休暇」の項目を重視していることが明らかになった。また、企業において重視している「専門知識・技術力が取得できる(16.7%)」を重要に感じている求職者は5.1%で、求職者は「月給が高い(8.6%)」、「賞与が出る(6.9%)」を重視しているが、企業においてはどちらも0%だった。
企業を選ぶ際に重視している点を求職者属性別にみると、無職の求職者は、他属性に比べ、「やりたい仕事ができる」点を重視しており、派遣・契約社員の求職者は、他属性に比べ、「賞与が出る」点を重視していた。