2017年05月08日 12:46

アストラゼネカは「世界卵巣がんデー」に合わせ、卵巣がんの疾患啓発を目的として、日本の卵巣がん患者と家族向けの卵巣がん疾患啓発ウェブサイト「卵巣がん.jp」を開設した。
近年、日本において卵巣がんは増加傾向にあり、毎年9,000人以上の女性が卵巣がんと診断されている。卵巣がんは初期の自覚症状がほとんどなく、患者の半数以上が進行した状態で診断される、婦人科がんの中で最も生存率の低いがん。そのため患者は、治療や自身の経過に対して幅広い情報を求めていることが考えられる。
そこでアストラゼネカは、患者が疾患や治療についての正しい知識を身につけ、自らが納得する治療を選択することが重要だと考えて、同サイトを開設。海外で展開する卵巣がん疾患啓発サイト「My OC Journey」の内容に加え、日本人の疫学情報や国内の診断や治療、医師とのコミュニケーション内容を紹介するなど、日本の卵巣がん患者一人ひとりの治療を応援するために、包括的な情報を提供する。