2017年04月28日 09:14

住友商事は、5月1日より、東京都千代田区神田錦町二丁目において、「(仮称)神田錦町二丁目計画」の新築工事に着手する。
本計画は、東京電機大学神田キャンパスおよび神田警察署の跡地であり、神田警察通りのほぼ中央に位置する約1ヘクタールの敷地に、地上21階・地下1階建のオフィスビルを開発するもの。総事業費は1000億円超、住友商事単独の不動産事業としては過去最大規模で、2020年3月末の竣工を予定。
2013年3月に千代田区が策定した「神田警察通り沿道賑わいガイドライン」において、「神田警察通りのヘソとして人を惹きつける文化・交流拠点の形成」が本計画に求められている。これに応えるべく、施設の低層部には飲食店舗を中心とした商業施設に加え、ライブやコンサートが可能な多目的ホールを設ける。また、屋外イベントに利用できる合計3600平方メートルを超えるオープンスペースを設けており、地域のお祭りなどにも場所を提供することで、地域の賑わいを創出する。