2017年04月27日 11:06

名古屋商科大学ビジネススクールは、ヘルスケア産業に特化した「Healthcare MBA」を今春より開講する。
医療機器メーカー、製薬メーカー、特に外資系企業では、マネージャークラスになると高度な経営スキルが求められるようになる。この背景にはM&Aにより全く異なる企業文化の組織をマネジメントしたり、業界特有の規制に対応しなければならない場面が多くあることが挙げられる。
開講する「Healthcare MBA」では、医療機関、製薬・医療機器メーカー、介護などのヘルスケア産業に特化したマネジメント能力を磨く。ヘルスケア産業は、生命を扱うが故に高い倫理観と変革意識が求められるビジネス領域だ。また、ファミリー経営の要素も強く、組織文化やリーダーシップ、事業承継などを意識した経営も求められる。講義ではこのような課題にも対応できるよう、ヘルスケア産業に特化した多様なビジネスケースを教材として扱い、実務に直結した題材で議論する機会を提供する。