2017年04月24日 09:48

トレイルは、宅配便ドライバーの再配達率を低減させ、より効率的な配達ができるようにするため、ドライバーが配達先へ近づいたタイミングで自動で配達先へ架電し、配達予定を連絡するサービスを開発した。

不在宅への再配達は、宅配便の効率的な配達を阻害する最も大きな問題だ。全体の約20%の荷物が再配達されていると言われており、再配達率を少しでも低減させることは、物流危機を解決するための火急の課題となっている。

今回開発したサービス(特許出願中)では、荷受人は電話のプッシュボタンを押すことで在宅、不在を回答することが可能。応答がない場合や不在の場合にはリアルタイムにドライバーへ通知される。配達予定の少し前に連絡することで、すれ違いの外出などを防止し、ドライバーも不在宅への配達を削減することが期待できる。

今後、実際の配達へ適用する実証実験を行い、サービスの実効性と効果について測定し、サービスリリースを目指す。

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