2017年04月24日 08:41

ジョイセフは、アフガニスタンの子どもたちに向けて「想い出のランドセルギフト」キャンペーンを5月31日までを実施している。
アフガニスタンでは、特に女性の識字率が低い。その背景には旧タリバン政権時代に女性教員の就労や女子への教育が原則禁止されたことや、内戦による教育基盤の破壊、子どもたちの労働、そして女子の早婚といった文化的背景も原因として挙げられる。
国際協力NGOのジョイセフでは、2004年より「想い出のランドセルギフト」として、日本全国から使い終えたランドセルを募り、現地に寄贈する国際支援活動を行ってきた。アフガニスタンの子どもたち、特に女子の就学支援や識字力向上を目的としている。ランドセルは特徴的な形・色をしているため、「学校に通う子どもたち」の視覚的象徴だ。子どもの就学を渋っていた親も、「うちの子もあのランドセルを持って学校に通わせてあげたい」と次第に意識が変化し、ランドセルを受け取ることが教育を受けるきっかけとなる。