2017年04月17日 08:26

ディー・エヌ・エー(DeNA)とヤマト運輸は、4月17日~2018年3月31日の期間、国家戦略特区である神奈川県藤沢市にて、自動運転社会を見据えた「ロボネコヤマト」プロジェクトの実用実験を開始する。
実験では、車内に保管ボックスを設置した専用EV車両を使用。鵠沼海岸、辻堂東海岸、本鵠沼の各エリアにて、新しい受け取り方を検証する2つのサービスを開始する。オンデマンド配送サービス「ロボネコデリバリー」は、配送時間帯を10分刻みで指定でき、顧客が荷物を望む時間帯に望む場所で受取ることができる。買物代行サービス「ロボネコストア」は、地元商店の商品をインターネット上で一括購入し、運んでもらうことが可能だ。
将来の自動運転社会を想定した実験だが、原則としてはドライバーによる有人運転を行う。ドライバーは荷物の発送・受取りに関与せず、顧客自身が荷物を車両から取り出す。2018年を目処に、一部の配送区間における自動運転の導入も予定している。