2017年04月13日 09:43

AAR Japan(難民を助ける会)は、6月3日、芥川賞作家の小野正嗣さんを迎え、難民をテーマにしたトークイベント「文学で語る難民問題」を開催する。
世界中で6500万人もが紛争や迫害、極度の貧困などで故郷を離れることを強いられている現代。その受け入れの是非や対応策を巡り、激しい議論が巻き起こっている。小野正嗣さんは2016年、日本における難民申請者のルポルタージュを発表。作品の中でも難民や移民の姿をしばしば描いている。小野さんは文学を通じ、難民の何を伝えようとしているのか。
対談の受け手を務めるAAR理事長の長有紀枝さんは、20年にわたる難民支援の経験を持ち、最近もAARのシリア難民や南スーダン難民の支援現場を訪れてきた。2人それぞれの難民との出会い、関わりから、これから日本が、そしてひとりひとりがどのように難民問題に向き合っていくべきか語り合う。
参加費は1500円。会場は、都市センターホテル 601。