2017年04月07日 08:43

東京急行電鉄とフィル・カンパニーは、相互に連携し既存のコインパーキング上部を活用した空中保育園施設を8月頃に新設する。

東急電鉄は、これまで子育てしやすい環境づくりに積極的に取り組んでおり、武蔵小杉東急スクエアをはじめとした駅近接の商業施設や賃貸住宅「スタイリオ」など、東急線沿線に22校の保育園を誘致してきた。今回の物件は、東横線・目黒線武蔵小杉駅から徒歩3分に位置し、フィル・カンパニーが培ってきたノウハウを活用して、東急ライフィアが運営する7台分のコインパーキング上に2階から4階を新設。川崎市の認可保育園を設置するものだ。

元来の駐車場機能を残したまま上部を保育園とすることで、駐車場運営を続けたい土地所有者と保育園新設を望む地域の両方の要望に応えることができ、保育園建設用地不足解消の手法となることが期待される。保育園は、川崎市内で5つの保育園を運営する尚栄福祉会が「すこやか小杉保育園」として運営する。