2017年04月06日 11:16

日本新聞協会は、4月6日、「HAPPY NEWS 2016」の結果を発表した。
HAPPY NEWSは、新聞協会が2004年度から始めたキャンペーンで、新聞を読んでハッピーな気持ちや、新たな気付きを与えてくれた記事とコメントを募集している。新聞が事件や事故だけでなく、心が温かくなるニュースも届けていると知ってもらうのが狙いで、ハッピーなニュースが増え、世の中が少しでも明るくなるようにとの思いが込められている。
今回のHAPPY NEWS大賞は、瀬戸内海に浮かぶ怒和(ぬわ)島の小学校の「海テラス給食」を紹介した記事にコメントを寄せた広島市の財満純子さん。大賞を受賞した財満さんが読んだのは、瀬戸内海を眺めながら屋外で昼食を楽しむ愛媛県松山市立怒和小学校の給食を取り上げた記事だ。同小の全児童は9人で、島に中学校はなく、卒業すれば隣の島で寮生活を送る。子ども達の思い出づくりに温かな視点で思いを寄せている点などが評価された。受賞作品はウェブサイト「よんどく!」に掲載。