2017年04月04日 14:32

キヤノンマーケティングジャパンは、プロドローンが開発した、キヤノン製超高感度カメラ「ME20F-SH」搭載の災害対策用ドローン「PD6E2000-AW-CJ1」を2017年7月に発売する。
これまで夜間などの低照度環境下では赤外線投光によるモノクロ撮影が一般的だったが、「ME20F-SH」は肉眼で被写体の識別が困難な暗闇でもカラーフルHD動画の撮影が可能なため、夜間でも上空から被災状況を撮影することができる。全天候型の機体性能にあわせ、カメラ部も全天候型のハウジング構造にするなど、雨天等の悪環境でも使用できる設計。
また遠隔地通信機能を備えており、飛行しながらリアルタイムに災害対策本部などへ映像を配信することが可能。キヤノンMJは今後、災害対策に注力している自治体と協力し、特区を生かしたドローンのフライト実験をすることで、実用化と付加価値向上を推進する。