2017年04月03日 15:02

医療法人桃花会一宮温泉病院(山梨県笛吹市)は、敷地内の土地を活用したプロジェクトとして、車椅子や足腰に自信のない人でも中に入りやすい、バリアフリーのひまわり畑を開設する。
本プロジェクトでは、以前は巨峰畑だった1000m2 の土地に3000粒の種を蒔く。周辺は桃やぶどう畑、近所の金川の森公園へ続く道沿いなので、院外の人でも入りやすい位置にあり、患者もリハビリ等の散歩をかねて利用できる。車椅子や足の不自由な人にも畑の中に入って花を楽しんでもらえるよう、院内のスタッフがレイアウトや畑内の通路などのデザインを監修した。ひまわりは、震災復興のシンボルでもあるが、今回使用する種は、現地のNPO法人「福島県ひまわり里親プロジェクト」から購入し、復興支援活動にも協力。
4月から約半年にわたり、種まきから収穫まで、参加型の各種イベントを多数開催。開花時期には、患者や病院関係者以外でも自由にひまわりを楽しんでもらえるよう、ひまわり畑を一般に無料開放する。