2017年03月31日 14:36

ゴールドウインは2012年より、同社が企画、製造、販売を行った体操服のうち、リサイクルシステムに対応した学校体操着を採用している高等学校で回収を開始し、過去5年間で約13%を回収してきた。今年度も、卒業する高校3年生を対象に、富山県立富山北部高等学校など4校の協力のもと、回収ボックスを設置し回収した。

回収された商品は、一箇所に集結され仕分けされた後に、原料メーカーの再生工場に出荷。 原料メーカーの工場で、石油から製造するものと同等の高純度の原料に戻し、新たな繊維に再生される。再生されたファブリックはゴールドウインの新たな繊維製品となって循環していく。

同社が2009年より開始ているケミカルリサイクルは、石油を原料とした製品を、石油から製造した場合と同レベルの高純度な原料に再び戻して再生するリサイクル技術。今ある製品から永続的に新しい製品をつくることができ、エネルギー使用量、CO2排出量を削減することができる。