2017年03月29日 14:02

シーイーシーと古野電気が共同で開発した、ETC 利用クラウド型車両認識システム「CaoThrough(TM)」をベースとした「物流最適化ソリューション」が、東京港 大井コンテナ埠頭に採用され、3月29日からトライアル運用が開始されることが発表された。
本システムでは、車両の認識にはETC車載器とETC路側装置間の通信を、ドライバーの認識には事前配布された専用のドライバーズカードをそれぞれ活用し、車両の動勢(状況)把握や誘導をおこなう。
車両待機場/コンテナターミナル双方にETC路側装置を設置することで、埠頭全体の待機車両台数や待ち時間を把握し、専用Webページを通じて「見える化」。この結果、ターミナル周辺道路の渋滞緩和だけでなく、ドライバーの負荷低減や配車の効率化などへの期待が寄せられている。