2017年03月28日 12:20

日本ペイントホールディングスのペイントブランド「ROOMBLOOM」(ルームブルーム)が、木目を活かした新しいペイントデザインを行った「京都府公募型木のまちづくり推進事業」採択の宿泊施設「Villa(ヴィラ)法然院西」に採用された。
施設は、京都府が府内産木材の活用を目的とした事業の宿泊施設。銀閣寺や法然院にほど近い空き店舗となっていた中古ビルを「京都で今日を暮らす」をコンセプトにリノベーションした建物。
「ROOMBLOOM」は同施設と共に、ペイントの視点から内装材としての木材の活かし方について検討。課題となったのは、使用している多彩な木材(楢、杉、ヒノキ等)の樹種別により色味に大きな差があることや、杉の赤身(心材)と白太(辺材)の同一樹種内での色味の差が、空間調和を難しくしていること。「ROOMBLOOM」は、ペイントが生み出す「色彩表現」と「木目の優しさ」の両方を活かしたペイントデザイン・手法を提案した。