2017年03月24日 08:27

日本認知症コミュニケーション協議会は、7月16日に実施する「認知症ライフパートナー検定試験」(第15回 2級/第17回 3級)の申し込み受付を、3月13日より開始した。
「認知症への理解」がなくてはならない今、認知症の人と関わるスキルを持つ人材の需要が高まっている。検定試験を通してすべての人に認知症について広く知ってほしいという思いから、今年は全国12会場で「認知症ライフパートナー検定試験」を実施する。
この資格では認知症の基礎的な知識を勉強し、さらにアクティビティ・ケアを身につける。アクティビティとは、回想法・音楽・運動・園芸・絵画・化粧・アロマセラピーなどの手法。これを通して認知症の人の価値観や生き方、趣味・趣向、身体状況を理解し、ひとりひとりに合ったケアをする手法をアクティビティ・ケアと総称する。アクティビティ・ケアは認知症予防や進行を抑えるために大変有効であり、同時に認知症の人や家族の生活を支援していく心強い資格となる。