2017年03月17日 10:34

都市再生機構(UR都市機構)は、新生活のはじまる4月を目前に、一人暮らしの20代~30代の男女(600人)の近所付き合いに関する意識調査を実施した。

調査では、「日頃、隣室や同じフロア、同じ棟の人とどのようなコミュニケーションをとりますか」と聞いたところ、「近所付き合いはない」と回答したのは全体の63.5%。ミレニアル世代と呼ばれる人々の近隣住民とのコミュニケーション不足が浮き彫りとなった。

一方、近所付き合いは必要と思うかという問いに対して、「必要だと思う」、または「どちらかと言えば必要だと思う」と回答したのは、全体の5割以上。その理由を調査したところ「挨拶をすると気持ちが良い」と回答したのが52.6%と、近隣住民とのコミュニケーションに対して好意的な反応が目立つ結果に。「近所付き合いがない理由」としては、1位は「普段顔を合わせないから」、続けて「話すキッカケがないから」と、近隣住民と接点やきっかけがないことが理由としてあがった。