2017年03月16日 13:13

世界最大の人財サービス企業であるアデコグループは、世界各国の18歳から30歳の若者9,572人を対象に、「就職に関する意識調査」を実施した。

それによると、「将来の職業に必要なスキルを身につけている」と考えている日本の若者は31.5%で、世界平均73.08%の半分以下、本調査の主要13カ国中でももっとも低い結果となり、日本の若者の、自身のスキルに対する自己評価の低さが浮き彫りとなった。

「将来の職業のために、準備する必要があるスキル」では、本調査の主要13カ国中、日本の若者だけが「コミュニケーション能力」をトップに挙げた(53.27%)。他の主要国の若者は、「実務経験」と「外国語」を重視。日本では、学生を採用する際の選考基準としてコミュニケーション能力を求める企業が多く、それが若者の考えに影響している可能性が考えられる。

なお「就職の役に立つと思うもの」では、本調査の主要13カ国中、日本をはじめドイツ以外のすべての国の若者が「実務経験を重ねる」ことをトップに挙げた。詳しくはこちら