2017年03月10日 11:35

創業61年を迎えたタカカツグループが、木と暮らしをデザインする一大プロジェクト「WOOD EGG PROJECT」をリリースした。
本プロジェクトの目的は、東北で生まれた木を率先して使うことで需要を伸ばし、放置されている東北の森を再生して地方創生に貢献すること。その鍵となるのが「間伐材」。細くて小さな間伐材には木材として需要がなく、取引されなかった間伐材は伐採後その場に放置され、森の成長を阻む原因となる。そこで本プロジェクトでは、間伐材を有効に活用した規格住宅を開発した。
本来基準に満たなかった小さい間伐材を使うので、東北の自然の木を使った「高品質な家」を「少ないコスト」で建てることが可能。さらに間伐材の需要が今よりも伸びていけば、やがて東北の森の需要が伸び、再び人の手が入るようになって木々の健全な再生サイクルが取り戻せる。地方創生というテーマにおいても、間伐材を使っての「地産地建」はメリットが大きい。詳しくはこちら。