2017年03月10日 09:34

島根県奥出雲町は、町の名産品「雲州そろばん」を使った新しい商品ブランド「ento(エント)」の発表及び第1弾プロトタイプ16点のお披露目を、3月9日に島根県庁で行った。
奥出雲町では、国内で唯一受け継がれている「たたら製鉄」から派生した伝統的工芸品である「雲州そろばん」の産業再生に取組み、算盤産業再生プロジェクトを立ち上げている。「若手職人プロジェクト」では、算盤職人の新たなしごとづくりとして、小・中学生や高齢者以外の層への訴求を狙い「雲州そろばん」の部材を使った算盤ではない新しい商品をブランド化した。
新ブランド「ento」は、男女・親子・仕事・健康など、様々な「ご縁」を結ぶをコンセプトとし、「雲州そろばん」を、これまでにない形で情報発信していく。「ento」の第一弾プロトタイプは、創業200年以上を誇る「石州瓦」の窯元・亀谷窯業(島根県浜田市)とのコラボレーションで製作された、ネックレス、ブレスレットなど計16点。