2017年03月08日 10:10

キッズラインは、2017年2月17日に開始した、今年4月に保育園を落ちた人の「不承諾通知を1万円分で買い取ります」キャンペーンの途中経過を集計し、買い取った全ての不承諾通知や寄せられた絶望のコメントをインスタグラムにて発表した。
同キャンペーンには3月8日現在、保育園落選者105名(全42地域)からの応募があり、総額105万円分が買い取られた。地域分布を見ると、やはり東京都の人口密集地域に集中しており、1位は品川区(8名)。「不承諾通知」を受け取ったときの感想としては、「絶望した」「育児を否定された気がした」「怒りとともにキャリアの不安を感じた」などのリアルな声が寄せられた。
今年4月に保育園に「落選」した0~2歳児は少なくとも約3万9千人で、昨年より2400名増加したと言われている。同社では本キャンペーンをさらに積極的に展開し、また不承諾通知を一覧することによって、保活の現実や苦労が、自治体や政府に少しでも届けばと考えている。