2017年03月01日 10:04

アーキアエナジーは、東海地区最大規模となる静岡県牧之原市(白井工業団地内)の「牧之原バイオガス発電所」を、3月13日に竣工する。

本事業は、静岡県、および「バイオマスタウン構想」を推進している牧之原市の協力のもと、アーキアエナジーの掲げる「カロリー・リサイクル」、すなわち「新たな食品リサイクル・ループ」の1つのモデルケースとなることを目指すもの。主に食品工場などから排出される食品残渣等の廃棄物処理施設、および再生可能エネルギーであるバイオガス発電施設を運営する。

当発電所では、日量約80トンの食品残渣等を全て近隣および静岡県内から受け入れ、650kWの発電機を24時間稼働し、年間340万kWh(一般家庭約600世帯分相当)の電力を供給することが可能。これは立地する地元地区の全世帯を賄っても余裕のある発電量となる。当初売電先は、中部電力(準備でき次第PPSに移行予定)。

アーキアエナジー