2017年02月24日 10:32

東京学芸大学は、「変差値(=変人気質)」を研究する「変人類学研究所」を設立した。

「変人類学研究所」は、東京学芸大学と「QREATOR(クリエーター)=ぶっとんだ創造者」たちのプロデュースを行うQREATOR AGENTの共同研究だ。

近年の教育現場では、従来の「学力」や「偏差値」という評価軸に代わる創造的で主体的な能力が強く求められている。「変人類学研究所」は、自分で考え動く力を育むために、ユニークな発想力や着眼点、情熱を貫けるこだわりの強さなど、そもそも誰もが持っている「子ども的視点=変人気質(こどモード)」を伸ばす方法論の研究と環境づくりを行う。

研究では、肩書き問わず、変人気質を持ち、社会に強い影響を与えている大人たち数十名を研究対象に、インタビューやライフストーリーの方法を軸に、変人要素のピックアップを実施。メディアでの記事展開や論文に落とし込んでのアウトプットを行う。変人育成のための環境整備に向けたワークショップやシンポジウムも開催予定だ。