2017年02月22日 15:09

構造計画研究所は、ベッド上での起き上がり動作を高精度に検知できる介護ベッド用の離床リスク検知センサー「EVER Relief(エバー・リリーフ)」を開発、2月22日より販売を開始した。

本商品は、介護施設における課題解決を目的として、非接触で体動や心拍・呼吸などのバイタルデータを感知できるセンサー技術を用いて開発された。介護ベッドに取りつけると、ベッドでの起き上がり動作を検知してナースコールを鳴らし、複数のセンサーで離床直前の状態を正確に検知。さらにバイタルセンサーによるセンシングで、就寝中の心拍、呼吸の異常時にも知らせることができる。

複数のセンサーを用いて起き上がり動作を立体的に捉えるため、単なる寝返りでもナースコールが鳴動してしまう「誤報」や、必要な時に検知ができない「失報」の割合を大幅に減らすことに成功した。介護施設を中心とした販売を予定しており、5年間で7,500台の販売を目指す。