2017年02月14日 12:20

インテージは、国内最大規模の消費者パネル、SCI(全国消費者パネル調査)の購買データを元に、「2016年好調カテゴリーランキング」として、2016年に消費者の平均購入額が増加した消費財カテゴリーを発表した。

それによると、トップ3は、「甘酒」「蜂蜜」「ドリンクヨーグルト」で、中でもトップの「甘酒」は平均購入額が82%もアップ。他に「もずく、めかぶ」や「トマトジュース」など、健康関連のカテゴリーが多くランクインした。

一過性のブームであれば年末の段階には落ち着いていそうなところだが、それぞれ年末時点においても前年より伸びを見せており、ブームだけにとどまらない人気安定の兆しが見える。これらの人気の安定は、テレビで発信された情報がインターネット上でユーザーによって深められながら広がり、その情報に触れたユーザーがいろいろなレシピ、シーンで活用するようになるという、昨今ならではの動きが後押ししていると考えられる。