2017年02月13日 09:35

生活クラブ生協・東京は、報告会「ふくしまの、いま」を、世田谷の生活クラブ館で3月11日に開催する。
福島第一原発事故からもうすぐ6年。しかし、福島第一原発の廃炉作業はいまだ見通しが立たず、小児甲状腺がんや放射性廃棄物の処理など問題は山積みのまま。生活クラブ生協・東京では、福島第一原発事故により放射線量の高い地域での生活を余儀なくされている福島・栃木の組合員を「協同村」に招き、豊かな自然のなかで思い切り遊んでもらう保養企画を行なってきた。
今回は、これまでの取組みを振り返り、今後の活動につなげるため、報告会を開催する。第1部では、福島大学 経済経営学類 特任准教授の林薫平さんを招き、現在の福島での暮らしとなりわいについて基調講演を行う。第2部では、これまで「協同村」で行なってきた保養企画の内容を報告するとともに、実際に保養企画に参加してきた福島の組合員から現在の福島での暮らしについて話しを聞く。
参加費は無料。