2017年02月01日 09:19

パナソニックと産業技術総合研究所は、2月1日、「パナソニック-産総研 先進型AI連携研究ラボ」を設立する。

本連携研究ラボは、加速的・集中的研究開発実現のために2016年4月に制定された産総研連携研究室制度を活用したもので、総合電機メーカーとして企業名を冠する初の研究ラボとなる。先進型AI連携研究ラボでは、産総研の情報・人間工学領域が持つ先進の人工知能・ロボット技術と、パナソニックの家電・住宅・車・産業などの事業領域で今後想定される社会課題・顧客課題とを掛け合わせ、より良いくらしと社会の実現に貢献する先進型AI技術の研究開発を行う。

具体的には、重要な社会課題の一つである少子高齢化に伴う労働力不足に注目し、健康・介護分野、流通・接客分野において、先進の対話技術やロボット技術による業務支援に関する研究開発を実施。また、AI技術を応用する上で膨大な計算能力が必要となるため、計算機環境に関する研究開発も行う。