2017年01月05日 08:40

RETOWN HUMANが経営する「飲食人大学」の卒業生と生徒だけで運営する「鮨千陽」(大阪府大阪市福島区)は、3代目の店長(大将)に豊島和恵さんが就任した。

豊島さんは、「3カ月で寿司職人を養成する」飲食人大学大阪校の寿司マイスター専科第3期の卒業であり、卒業後に「鮨千陽」へ就職した。通学前は、接客業をしており料理は未経験だったが、直向きに学ぶ姿勢、ストイックな仕事ぶりが、周囲だけでなく顧客にも評価された。「鮨千陽」では、魚の仕入れ、運営、売上や経費管理に置いて、全権限を店長が持つことになる。

3カ月の修業だけでミシュランガイドに掲載され話題となった、「飲食人大学」と「鮨千陽」だが、オープンからの短期間掲載や短い修行期間だけが珍しいことではない。業界ではタブーとされていた、女性寿司職人の登用も積極的に実施。性別に関係なく、寿司業界の未来を変えていくことが狙いだ。

飲食人大学