2017年12月15日 11:34

誠文堂新光社は、12月15日に、「盆栽・伝統園芸植物の鑑賞知識 銘品、器、伝統と歴史、見方のルールを知る」を刊行した。

本書は、そもそも「盆栽とは何か」「伝統園芸植物とは何か」から始まり、姿、佇まいや器との相性など、「どこをどう鑑賞すればよいか」「どう見れば通になれるか」「その植物が愛でられてきた伝統」などを解説。より深く鑑賞するための、また、周りにも伝えたくなる知識を美しい写真の数々とともに伝える。銘「敷島」「日暮し」「むさしが丘」をはじめ、宮内庁所蔵の銘品の数々も収録する。

日本人は豊穣なる自然と植物たちと共に生きてきた。そんな日本人が大の園芸好きになるのは必然と言える。争いのない平和な世の中で庶民が豊かに暮らした江戸時代、園芸文化の花が開いた。盆栽と伝統園芸は、まさに日本人の豊かな生活文化の「華」なのだ。

定価は4000円(税抜)。

誠文堂新光社