2017年09月13日 10:42

積木製作は、東日本旅客鉄道新潟支社からの依頼を受け、VR技術を活用した安全教育システムを開発、9月4日に納入した。

これまでJR東日本新潟支社では、線路関係の工事を担当する現場スタッフに、安全教育の一環で、実際に車両の運転席に乗車し、運転手からの視線を体験するという教育を行なってきた。しかし、危険な作業を目の当たりにする事ができない為、危機意識を持つ事ができず、より効果的な教育手段の開発は喫緊の課題となっていた。

本システムは、実際の車両の運転席から約15分間の道程の360°実写映像を撮影。映像素材に様々な作業を行なっている作業員を3DCGによって合成、中には危険行動を取っている作業員もいるというVR映像を完成させ、約6分間のコンテンツに仕上げた。安全教育受講者は映像をモバイルタイプのVRゴーグルで閲覧し、危険行動を取っている作業員を指摘・回答していくという内容の教育を受ける事ができる。

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