2017年09月01日 10:57

学研プラスは、「荒俣宏妖怪探偵団ニッポン見聞録」を8月31日に発売した。
本書は妖怪探索を入り口に、荒俣宏妖怪探偵団が地元の専門家と共に東北各地の妖怪・化け物を検証するディープな実録ルポ。探偵団のメンバーは、博物学の泰斗・荒俣宏さんと、古生物学者の立場から妖怪に向き合うことを試みている、荻野慎諧さん。そして、妖怪をテーマにした小説を多く発表している、峰守ひろかずさんだ。彼らが各地を歩き地域の専門家と知のバトルを繰り広げることで、誰も知らなかった東北、地元のひとも知り得なかった東北を掘り起こす。
妖怪探索で口火を切った旅は、宮沢賢治、南方熊楠、刀剣の堀川国広、薩摩藩主の島津重豪まで話題が広がる、オドロキの展開に。妖怪ファンはもちろん、自然科学好き、博物館好き、古生物ファン、刀剣ファン、研究者を目指す人たちにも楽しめる1冊だ。
定価は1600円(税抜)。