2017年08月30日 16:25

地方創生のモデルとも言われている山形県鶴岡市のサイエンスパークに、地域内外の親子のための屋内屋外一体型の遊戯施設が整備されることになり、8月30日、起工式が行われた。
整備するのは、庄内の街づくりを行うYAMAGATA DESIGN。総工費は約12億円で、2018年秋の完成を目指している。設計はプリツカー賞を受賞した建築家の坂 茂さんが担当し、地域の木材を使った大屋根が特徴。丘のように起伏のある床面と空が見える天井で、自然界にそのまま屋根をかけたような空間にダイナミックな遊びの仕掛けを整える。
また少人数向けの多目的ルームでは、ベンチャー企業や高等教育機関によるサイエンスイベント、幼児教育プログラム、地域の大人が先生となって教える伝統工芸など、多種多様なプログラムの開催を予定。また、親子で食事が可能なカフェエリアでは、同社が運営するFARMER’S DINING CAFE IRODORIと提携し、サンドイッチなどの軽食やドリンクを販売する。