2017年08月30日 11:10

大和ハウス工業は、9月1日の「防災の日」を前に、顧客にとって「安全・安心」な住まいの提供に役立てるため、住宅購入検討者を対象にした防災意識と実態に関する調査を実施した。
調査結果によると、2016年では78.9%が地震に対して「不安」と回答し、今年は81.5%に上昇。一方で、「ラジオ、懐中電灯、医薬品、飲料水の準備」、「地震保険の加入」、「家具等の転倒防止」などの防災対策は軒並み低下傾向に。また、3人に1人は、もしもの時の「避難場所」や「連絡方法」などを家族で共有していない。「必要性は感じていても」、「どこかで大丈夫と思っている」、「(話し合う)時間や機会がない」などが理由だ。
災害を未然に防ぐ、拡大防止などの訓練「防災訓練」も、女性の約4割が参加したことがなく、1年以内の参加率も男女に差が。また、家族と防災訓練をしたことのない人は85.5%にのぼった。