2017年08月16日 15:48

イギリス・エコノミスト誌の調査部門「エコノミスト・インテリジェンス・ユニット」が発表した世界で最も住みやすい都市ランキング2017で、オーストラリアのメルボルンが100点満点中、97.5点を獲得し、7年連続で1位に選ばれた。年に一度発表されるこの調査は、毎年世界140か国を対象に同社が定期的に実施し、「安全性」「医療」など5項目で評価される。

オーストラリア・ビクトリア州の州都「メルボルン」は、19世紀の面影を残した建造物と近代的な建造物が融合した街並みが魅力の都市。別名「ガーデンシティ」とも呼ばれるほど緑豊かな公園が点在。メルボルンでは全豪オープンテニスをはじめ、F1グランプリや国際フラワー&ガーデンショーなど国際級イベントも数多く開かれる他、観光地も多く、毎年約270万人の観光客が世界中から訪れる。

一方で、食文化が発達した都市としても知られ、モダン・オーストラリア料理をはじめとした多国籍文化が融合した独特で繊細な料理は、世界の美食家から高い評価を得ている。