2017年07月25日 08:52

朝日新聞出版は、「性なる江戸の秘め談義」(氏家幹人著)を出版した。
世界も認める春画の傑作が数多創作された江戸時代。葛飾北斎の「蛸と海女」や土佐光信の「四十八番春画」など、春画の傑作を見れば、我が祖先たちの性愛の奔放さが想起される。と同時に、「それでは実のところの江戸の性の事情とは?」とおおいに興味がわくはず。
「性なる江戸の秘め談義」は、江戸と明治、庶民から殿様まで、恋と情事と結婚の風景をおさめた姓なる随筆。インテリの過激な色事日記から妻たちの不義密通、遊女が語る性の本音、廓に通う美熟女の楽しみ、武士が男色を好んだ理由など、江戸から明治にかけて、性愛の欲求に耽溺する姿をおさめた夜話75話を収録。本書は、そんな好奇心にこたえてくれる一冊となっている。
定価は778円(税込)。
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