2017年07月20日 09:07

産業編集センターは、7月13日に「子や孫にしばられない生き方」(河村都著)を刊行した。
本書の著者であり、都内で子育てコンサルタントを行う河村都さんは、初孫が生まれてから、戸惑いの連続だった。そんな整理のつかない気持ちを河村さんは「孫ブルー」と命名。孫ブルーに陥っているのは私だけ?と疑問に思った河村さんは、孫を持つ60~70代の女性と本音を語り合う座談会を実施。すると、孫の世話で体力を奪われる不満、止まらない孫への支出への不満、そして孫と過ごすことに時間を奪われ、好きなことができない不満がどんどん噴出したという。そして、そんな不満を抱くこと自体に、罪悪感を感じていたそうだ。
本書は、そんな著者が「孫ブルー」に陥った理由と、試行錯誤を経て辿り着いた「子や孫といい距離をとり、お互いに自立した生活を送る」ための生き方についてまとめた。
定価は1300円(税抜)。