2017年07月19日 10:05

オリックス・レンテックは、自動搬送ロボットの法人向けレンタルサービスを開始する。

自動搬送ロボットは、床面に敷設した磁気テープによる誘導や、コンピュータ制御によって無人走行する自動搬送ロボット。主に工場内での作業工程間の商品搬送や倉庫内での荷物の牽引など、作業者が移動することなく部品や商品を運搬できるため、省力化・省人化につながり、生産性の向上が図れる。

今回取り扱う自動搬送ロボットは、日本電産シンポの「S-CART100」とオムロンの「LDシリーズ」。「S-CART100」は、タブレット端末で自由に走行ルートを設定でき、急な経路変更にも対応が可能。「LDシリーズ」は、事前にルートを登録する必要がなく、内蔵するレーザースキャナーで周囲の空間距離を測定し、自動的に最短ルートを判断して走行する。

サービス開始に当たっては、「3カ月お試しレンタルパック」を提供し、「導入前に現場環境に合った利用が可能か実証実験をしたい」という顧客ニーズに応える。