2017年07月12日 10:18

平田機工は、モノビットのモノビットエンジンを、7月12日、複数人参加型CAD・VRシステムに採用した。

このたび採用されたモノビットエンジンは、「Monobit Unity Networking 2.0」と「VR Voice Chat」の2種類を用いて複数人数によるリアルタイム通信をおこない、海外を含めた平田機工各拠点や遠隔地をネットワークで結び、VR空間内において3DCADデータを実物のように扱い、チャットなどのコミュニケーションを行う事ができる。

同社では、世界中の工場の生産ラインを顧客の要望に合わせて作っているため、仕様の確認や新たな提案等で多くのコミュニケーションの時間を費やしている。VR技術を導入することで、早い段階から仮想空間内で装置間の干渉の有無やメンテナンス等の検証ができるため、顧客との間での確認作業時間の削減が可能に。このほど複数の人が同じ空間の中で検証が出来るようになったことで、さらなる作業効率の向上が期待できる。