2017年07月11日 16:06

居酒屋「塚田農場」を全国に約200店舗展開するエー・ピーカンパニーは、飲食業界では初めてとなるVR(仮想現実)を使用した研修プログラムを、アルバイト向けに7月より開始する。
塚田農場は扱う食材の生産者と直接繋がっているため、生産者にまつわる情報が多く存在し、それらを接客時に適度に伝えている。そこで同社では、これまで社員向けに宮崎や鹿児島に行き、養鶏業や加工業を見学体験する現地研修を行ってきた。この度のVR研修はその現地研修をベースに、これまでアルバイトが訪れることのできなかった産地の養鶏場や加工センターである「食の6次産業化モデル」を疑似体験することで「素材の価値」を消費者に伝えるアルバイトの役割を認識してもらうことを狙いとしている。
本研修では、地鶏農家の鶏舎での仕事や、加工センター放血、地鶏生産の聖域「ひなセンター」などに関する研修コンテンツを用意し、映像と音声でよりリアリティある訴求を行う。