2017年07月10日 10:21

朝日新聞社は、「月刊Journalism」7月号を7月10日に発売した。

特集は「上からではない創生、地元メディアの力…… 地方からニッポンを変える」。政府主導の地方創生でなく、地域の力をいかに生かして活性化させるか。また、地方から発信するメディアの力に注目した。巻頭は元鳥取県知事で総務大臣も務めた片山善博・早稲田大学公共経営大学院教授が安倍政権の地方創生を検証している。藻谷浩介・日本総合研究所調査部主席研究員は人口統計を読み解き、少子化対策の重要性を指摘。また、特集とは別に、緊迫する北朝鮮問題について、辺真一・コリア・レポート編集長と高原明生・東京大学大学院法学政治学研究科教授が分析している。

「月刊Journalism」は2008年10月、研究誌をリニューアルする形で創刊。「震災6年、原発と福島」、「ポスト・トゥルースの深層」など、さまざまな問題に取り組んでいる。

定価は800円(税込)。

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