2017年07月03日 17:07

「茶碗の中の宇宙 樂家一子相伝の芸術展」で好評を博した図録を書籍化した、「愛蔵版 茶碗の中の宇宙 樂家一子相伝の芸術」が発売された。

本書は安土桃山時代に千利休の「侘茶」を体現した初代長次郎の茶碗から、現在活躍している十五代樂吉左衞門に至る450年の樂家の芸術を一挙に見ることのできる書籍。樂茶碗だけでも137作品が掲載され、それぞれの時代の重要な絵画作品も収録。これほどのものを一緒に見ることができる書籍は初めて。当代の樂吉左衞門も太鼓判を押す。

展覧会で見た人も、見られなかった人も、樂茶碗書籍の決定版で、15代450年を楽しむことができる。当代の樂吉左衞門と坂東玉三郎さんの対談も必見。伝統芸能と一子相伝の芸術に生きる二人の本音を垣間見ることができる。

「愛蔵版 茶碗の中の宇宙 樂家一子相伝の芸術」は、4000円(税別)となる。

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