2016年12月21日 10:17

JAFは、警察庁と合同で実施した「シートベルト着用状況全国調査2016」(2016年12月20日公表)の結果をもとにした、インフォグラフィック「後席シートベルト「3人に1人」の低い着用率」をJAFホームページ内で公開した。交通事故の多発が心配される時期を前に、注意を呼びかけている。

2008年に自動車後部座席のシートベルト着用が義務化されてから8年が経過するが、今年の調査結果でも一般道路でのシートベルト着用率は、運転席が98.4%だったのに対し、後席では36.0%と低く、微増であったもののほぼ同率となり上昇が見られなかった。

非着用によるリスクは「同乗者に致命傷を負わせる(衝突の勢いで車内の同乗者にぶつかる)」、「本人が致命傷を負う」、「車外放出(自動車乗車中の者が車内から車外へ放出される)」などが挙げられる。自他含めた安全確保のためにも全席でのシートベルト着用が必要だ。

JAFは調査結果を図式化したインフォグラフィックを公開。SNSでの拡散を呼び掛けている。