2016年12月16日 16:04

日本紛争予防センター(JCCP)は、「アート・フォー・ピース(Art For Peace)事業」について、より多くの人に知ってもらおうと、クリスマスキャンペーンの特設サイトをオープンした。

同事業では、セラピールームを現在ケニアのマザレスラムに開設しており、言葉で自分の感情を大人にうまく伝えられない子どもたちが内面を表現する手段として、絵や粘土といった創作活動を用いたアートセラピーを活用している。現地の大人をカウンセラーとして育成し、地域のコミュニティで虐待や暴力などの被害を早期発見し、子どもたちのケアを行うのも特徴。

特設サイトでは、ケニアの子どもたちが平和をテーマに描いた絵画や、そのうちの1枚を描いた少年テディのメッセージを収録した動画を公開しており、テディたちの描いた絵をモチーフにしたグッズを購入することも可能。グッズの売上は、同事業を通じて、ケニアの子どもたちの笑顔のために役立てられる。