2016年12月14日 14:31

ユニクロ「キッズ&ベビー」では、首都圏に住む小学校1~6年生の子どもとその母親300組を対象に、防寒対策に対する意識と、子どもの生活習慣と体温の関係などに関する「冬の防寒対策に関する意識調査」を実施した。

調査結果から、母親の半数以上が「子どもが暑がり」だと思う一方で、子どもの74.3%が、暖房環境の整っている学校でも寒さを感じていることがわかった。「寒がりキッズ」の対策として「厚着」が多く、厚着をすることで動きづらいと思っている子どもが半数以上いることがわかった。

早稲田大学人間科学学術院教授 前橋明先生は、「日中の運動経験が、自律神経の働き(体温調節機能)を鍛えるので、体温をあげるためには外あそびが重要です」と啓発。日中の運動を妨げないため、厚着をさせず伸縮性や通気性のある衣服を着用させること、寒い朝の活動を促すために、薄着でも暖かさをサポートしてくれる高機能下着を活用することも、対策の一つとして考えられる。