2016年11月25日 14:39

西村書店は、イギリスで発売後、22か国が版権を取得し、映画化が決定した話題の児童書「クリスマスとよばれた男の子」を12月1日に発売する。
本書は「サンタクロースってどんな子どもだったの?」という作者の息子の素朴な質問から生まれた。11歳のニコラスが、今までのクリスマスにもらったプレゼントはたったの2つだけ。母ちゃんがカブでつくった人形と、父ちゃん手作りのそりだ。貧しい父ちゃんは賞金を稼ぐため、エルフが暮らす村をさがしに出かける。残されたニコラスは意地悪なおばさんとの暮らしに耐えきれず、父ちゃんのあとを追って北を目指すが、さまざまな事件に見舞われながらも、前向きに成長していく。信じればきっとかなう、クリスマスの魔法の物語だ。
サンタクロースの誕生をえがいたこのファンタジーは、現実の世界を生きぬく子どもたちを勇気付けるメッセージとなっている。
「クリスマスとよばれた男の子」は12月5日発売。本体1200円+税となる。