2016年11月11日 08:50

渋沢栄一記念財団は、11月11日より、デジタル版『渋沢栄一伝記資料』をインターネットを通じて公開する。

『渋沢栄一伝記資料』は、渋沢栄一(1840-1931)の事績にとどまらず、幕末から昭和に至る経済、政治、外交、社会、教育、宗教、文化、学芸など種々の情勢を知ることができる全68巻の資料集だ。栄一の活動を記録に基づいて詳細に伝えるだけではなく、彼が生きた時代の情勢を研究・調査するうえでも基本的かつ重要な文献となっている。

今般のデジタル版『渋沢栄一伝記資料』では、第一弾として本編58巻のうち索引巻(第58巻)を除く第1~57巻、約4万ページのデータを公開。これにより『伝記資料』掲載のテキストとページ画像を、インターネットを通じて検索、閲覧することができる。必要な情報へのアクセスが容易になることで、『伝記資料』の情報資源としての有用性も飛躍的に向上することが期待される。

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