2016年11月10日 11:49

朝日新聞社が発行する「月刊Journalism 11月号」が11月10日に発売される。本号の特集は「お言葉、生前退位、そして象徴の意味とは… いまこそ考えるべき『天皇制』」。生前退位だけでなく天皇制そのものを考える内容となっている。

編集部では今上天皇の真意を知るために取材し、編集部員が執筆。その上で政治学者の苅部直さん(東京大学法学部教授)、新進の歴史学者である河西秀哉さん(神戸女学院大学准教授)ら多彩なメンバーが、それぞれの専門分野から見た象徴天皇制のあり方などについて執筆した。

特集以外では今年8月、101歳で亡くなった不屈のジャーナリスト・むのたけじさんの評伝を掲載。さらに、記者が拘束されたり、「土人」発言が飛び出したりしている沖縄・高江の現状を、地元紙・沖縄タイムス記者がリポートしている。定価800円(税込)。