2016年10月26日 08:50

キヤノンは、気候変動問題に対する活動が認められ、英国に本部を置く国際的な非営利団体CDPから最高評価となる「気候変動Aリスト」に初めて選定された。
CDPは2003年以来、世界の主要企業を対象に、温室効果ガスの排出や気候変動による事業リスク・機会などの情報開示を求める質問書を送付し、その回答をもとに企業の気候変動問題への対応を評価している。2016年の対象企業は、世界で約6000社、日本では500社。評価はA~Fで行われ、キヤノンは最高評価のAリストに選定された世界193社のうちの1社となった。
キヤノンは、2008年に策定した環境ビジョン「Action for Green」の下で、製品1台あたりのライフサイクルCO2を年率3%削減することを目標に掲げ、積極的に取り組んできた。その結果、2015年実績では、製品1台あたりのライフサイクルCO2は2008年比で約30%、平均すると毎年約5%の削減に成功している。